海外在住で在宅ワークをしたいと考えている女性は多くいらっしゃると思います。特に妊娠中・子育て中の女性にとって、在宅で仕事ができるというのは大きなメリットですよね。
私が第一子を授かったとき、女性としてこれから先自分がどんな生き方をしていきたいのかということを考えました。
私の場合、キーワードは「ワークバランス」でした。
在宅ワークのメリット
在宅ワーク=フリーランスではありませんが、ここでは在宅でフリーランスとして仕事をするという前提で書いています。以下、私自身が考えた在宅ワークのメリットです。
- 子どもに寄り添ってあげられる
- 会社のリストラやコロナなど外的要因に左右されない
- 引っ越しなど環境が変わっても続けられる
好きを活かした仕事の選択
日本語教師
日本では美術教員として高校で就業していたこともあり、教員にまだ強い憧れがあった当時のわたしは「日本語教師」という職業を選択しました。
妊娠中にきちんと勉強して、子育てをしながら自宅で日本語を教えられたらいいなと思ったのです。
幸い世界79カ国へ日本語教師養成講座の通信教育を提供しているWJLCという学校があり、1年間コースを受講して無事日本語教師420時間を修了することができました。
子育てに余裕が出だしたころ、日本語教授のノウハウを活かし3年間自宅で日本語を教えることができました。
就学前の子どもと一緒に「あいうえお」カードを作ったり、日本の童謡を歌ったりして教材作っていた記憶があります。仕事と子育てを楽しく両立できた時期で、楽しい思い出がたくさんあります。
クリエイティブ系
子育てに一区切りがついた頃、少し外にも出てみたい気持ちの余裕が生まれたので、週に何日間かだけ副業としてスキンケア製品の製造アシスタントとして働き始めました。
ちょうどクリスマスのシーズンで年末の売り出しセールをするからということで、パッケージを新しく刷新するという話を聞いたので、自分からデザインをしたいと名乗り出ました。
今思えば強く出たな、と思います。
グラフィックデザインソフトは大学の授業で触った以来。文字ツールもろくに使いこなせない。
そこでここでも自宅でオンラインコースを受講。その当時はLinda.comと呼ばれていた、今で言う「Linkedinラーニング」でPhotoshopの基礎から学び直しました。(Linkedinラーニングですが、1ヵ月無料でお試し受講できます。下記リンク参照。)
甲斐あって、広報に用いるチラシやバナーデザインなども担当させてもらえるように。
後に私たち家族は日本へ2年間帰国することとなるのですが、オーストラリアでのデザインの経験は日本での就職にも活かせました。
現在でもこうしてフリーランスでデザインの仕事をつづけられているのは、あの頃のわたしの強気な意思と努力があったからこそだと思っています。
今できることをコツコツと
未経験でスキルがないとしても、在宅で働くと決心した日から、必要な知識とスキルを身に付けることが大切だと思います。
今は、国内でも色々なコースがオンラインで受講できますね。
また、近年ではLansersやクラウドワークスなどのフリーランスと企業を結ぶプラットフォームもたくさん増えてきています。
自身のマインドセットと環境づくり、スキルを磨くことに集中してコツコツと努力しましょう。
日々の1歩前進が大事です。
また、余裕があればパートでも良いので外に出てみるのも良いと思います。
息抜きにもりますし、思いがけないチャンスや自分を成長させてくれる機会に巡り合うこともありますよ。