【Google翻訳 vs DeepL】話題のAI技術を駆使した無料翻訳サービス「DeepL」を検証してみた!

DeepLとGoogle翻訳比較レポート

こんにちは、@MieチャットルームのMIEです。皆さんは日常生活の中で英語の文章に触れる機会はありますか?FacebookやInstagram、Twitter等SNSの普及で、国内ならず国外の人たちとも話題を共有し、意見を交わせるようになりました。ある意味、血の通った本物の英語に触れられる時代。英語はわたしたちにとってますます身近な存在になってきていますよね。

また英語のコンテンツを読むようになると、世界から見た日本という視点で考察できるようになり、包括的に物事を考えられるようになります。その他にも自分が興味のある分野で海外のWebコンテンツを読んでみるのも良いでしょう。新しいインスピレーションアイデアを与えてくれることも多いです。

そんなわけで、今回はプライベートや職場でどんどん英語を活用していこう!というメッセージの元、超お役立ち無料翻訳サービス「DeepL」(ディープエル)を皆さんにご紹介したいと思います。

ドイツの小さな企業が2017年に公開した無料翻訳オンラインサービス「DeepL」

DeepL

どうせ開発元は米国のシリコンバレーじゃないの?と思った方、はい、わたしも最初絶対そうだと思いました。

開発元はDeepL社、ドイツ(ケルン)に拠点をおく会社です!

DeepLは同社が独自に開発した人工知能技術を使用した革新的な無料翻訳サービスで、その卓越した翻訳精度の高さが評価され、サービス開始から瞬く間にユーザー数が増え、見込みユーザー数は10億人に達すると言われています。

DeepL社公式ページ

何でも人間の脳に似た方法で学習モデルをシミュレートさせるディープラーニング(深層学習)を導入しているそうで、アイスランドのスーパーコンピューターで実行されている人工ニューラルネットワークに繋げ、なんと100万語を1秒未満で翻訳する処理スピードがあるとか!

今年のウェビー賞 (Webby Award:国際デジタル芸術科学アカデミー によって毎年主催され、優れたインターネットに贈られる賞)にも2部門ノミネートされているユニコーン企業に成長。

クッキー

よく分からないけどコレだけ聞いてもすごい会社だなぁ。

Google、Microsoft、Facebookといった技術系最大手が機械学習で得た経験を翻訳に活かそうと軒並み努力を続ける中、DeepLという小さな企業がこれら大手をすべて押しのけ、機械翻訳の業界基準を引き上げた。

試しにDeepL翻訳を使ってみたが、翻訳スピードは他社の翻訳ツールに遜色なく、精度とニュアンスは他に勝るほどだった。

出典元:TechCrunch

使用方法は2通りあります。
1.Google翻訳のようにhttps://www.deepl.com/translatorからテキストをコピペして翻訳する方法

2.PCにDeepLをインストールして活用する方法

PCで多読する方は2番のPCにインストールをお勧めします。と、いうのも最速で翻訳しながら読み上げていける手段があるからです。1で構わないという方は、次項は飛ばして「Google翻訳vsDeepL」から読み進めて下さい。

DeepLのインストール手順

【インストール方法】
https://www.deepl.com/homeにアクセスして「無料ダウンロード」ボタンをクリックしてダウンロードします。

➁ダウンロードしたセットアップファイル(DeepLSetup.exe)からインストールし以下の画面の完了を押せば準備完了。

PCで活用できるショートカットキーを使って瞬時に翻訳する方法

使い方紹介として、The Guardian(豪州ニュース)の記事を取り上げたいと思います。内容は、オーストラリア政府がコロナの影響下マスク着用に関して述べた記事となります。

➀まず、ブラウザ上で翻訳したいテキストにカーソルを合わせて選択します。すると選択した箇所が黄色に変わります。

➁テキストを選択した状態で【Ctlキー+C】を2回押します。すると、DeepLで日本語翻訳された画面が瞬時に出てきました!

Google翻訳 vs DeepL

さて、それでは肝心の翻訳の精度がどれほど正確なものか、Google翻訳と比較してみたいと思います。

【記事原文】
Australia’s Covid-19 face mask advice: are reusable or washable masks best, and what are the rules?
The health department now recommends masks where community transmission of coronavirus is occurring and physical distancing is difficult. From washable cloth face masks to reusable ones and how to wear them, here’s what you need to know
出典元:The Guardian

Google翻訳を用いた翻訳】

DeepLを用いた翻訳

MIE

選択した記事のテキストを、Google翻訳とDeepLで翻訳し、比較してみたよ。

まずは、見出し。

‘Australia’s Covid-19 face mask advice: are reusable or washable masks best, and what are the rules?’

Google翻訳➡「オーストラリアのCovid-19フェイスマスクのアドバイス:再利用可能なマスクまたは洗えるマスクが最適であり、ルールは何ですか?」

DeepL➡「オーストラリアのCovid-19フェイスマスクのアドバイス:再利用可能なマスクと洗浄可能なマスクのどちらが良いのか、ルールは?」

Google翻訳さんの方はちょっとおかしな日本語になっていますね。

その他、原文の‘physical distancing’の箇所の翻訳がGoogle翻訳では「肉体的な距離」と訳されているのに対し、DeepLでは「物理的な距離」とより適切な語彙で訳されているのがわかります。

勝敗は明らかですね。

DeepL社が実施したブラインドテスト結果

DeepL社が自社で行ったブラインドテストもあります。
日本語と中国語の翻訳者に協力してもらい、DeepL、Google、Amazon、Microsoftの4翻訳システムの名前を伏せた状態でどの機械翻訳が一番評価が高いかを指し示してもらうというもの。

DeepLの翻訳が他よりも優れているとして選ばれる頻度が最も高いという結果になりました。結果はこちらです。DeepL社公式ブログより。

DeepL社実施のブラインドテスト

まとめ

お世話になったGoogle翻訳さんとの別れは名残おしいですが、Webページ全体をざっくり翻訳してくれる機能がDeepLにはないので、そんな時はまだGoogle翻訳さんにお世話になっています。
DeepLのメリット・デメリットについてまとめてみました。

メリット

  • ブラウザ上でショートカットを使って選択したテキストを即座に自動翻訳できる。
  • 主題をよく理解し、適切な技術用語に翻訳してくれる。
  • 人が翻訳するのに近いニュアンスで翻訳してくれる

デメリット

  • モバイルアプリがまだない。
  • Webページ全体を一括翻訳する機能がない。

勿論、ご想像に足るに通り、完全にエラーがないわけではないので、特に英語への翻訳の場合は、英語校正ツールgrammarlyを利用するなどしてうまく併用してみてください。

さて、最後に。2017年にローンチされた無料翻訳DeepLがここ最近またTwitterで話題になっています。それもそのはず今年6月に新しい有料版サービスDeepL Pro(月額750円から)が遂に日本でもリリースされたからです。

高精度で注目の機械翻訳「DeepL」が日本で月額750円からの有料サービス開始、API利用も可能 by Tech Church Japan

このサービスはBtoB向けなのですが、結構凄い機能が備わっています。

ご覧の通り、.docx形式のWord文書やPowerPointプレゼンテーション(.pptx)を放り込むだけで、脚注、フォーマット、埋め込み画像などの体裁をそのままキープしつつ丸ごと自動翻訳してくれるというもの。

めちゃ役に立ちそうですね。

まだまだこれからの新しいシステムの実装が楽しみです。

と、いうことで今回はイケてる無料翻訳サービスDeepLの紹介でした。

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